第3回桁巻き(菜箸まつり1&小物の会1)

今回は翼の主桁とリアスパを結ぶパイプ(F-tecでは菜箸と呼ぶ)を巻きまきしました。たんせい20号では菜箸が合計40本以上必要になる予定なので、900mmのパイプから2本とることを考えても20本以上は焼かなければなりません。マンドレルの数からしても一度には焼けないので、3回焼くことを予定していて、今回がそのいっかいめ。

昨年のたんせい19号では積層を[90°]/[0°]*3の順に行なっていたのですが、8月に巻いた逆順の桁は破壊試験において我々の予想を裏切り、元の積層より強度が高いという結果が出たので、それを再び確かめるべく両方の積層の桁を焼き何本か破壊することにしました。

両方の桁の特性をまとめると

[90°]/[0°]*3の方(従来型)

  • Φ10という細いマンドレルにはじめに90°層を巻かねばならず、一層目を巻いた時点でシワが生じたり、時間が取られる
  • 一層目に90°層が入っているので脱型しやすい(?)
  • ほかの桁は主にこちらの積層に近い

[0°]*3/[90°]の方

  • 一層目に90°層が無いためか、握るとぱりぱりと音がする
  • 90°層が一番外なのでPPが0°層のものにつきやすく巻きやすい
  • 強度は上のものより高い(???)

 
ということもあり、どちらを採用すべきなのかの決定打を探すべく破壊試験をするのです。

今回も一層目が90°の従来型は巻くのに一苦労しましたが、なんとか巻き、焼くことができました。
無事に脱型成功の図
C8604

六芒星の呪縛!!
C8609

 
【追記(2012.10.23)】
この第3回桁巻では積層はしたものの焼き忘れられていた翼や胴体桁の接合部のフランジに使うL字を焼きました。
2mmくらい厚みが欲しいので積層は13層、主にL字の方向に多く積層し、ねじりも考慮した結果、わりとガチムチなものが焼きあがりました。脱型後の実際の厚さは1.4mmで、ここからクロスを巻いてかさ増しします。

C8620


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