こんにちは!ピラティスを始めて8か月になる、40代主婦のミエです。
「ピラティスを始めてみたいけれど、続けられるか不安…」
「運動が苦手だから、みんなについていけるか心配…」
そんな気持ち、すごくよくわかります。実は私も、最初は不安でいっぱいでした。でも今、ピラティスが私の生活の一部になって、本当に始めて良かったと心から思っています。
最新の調査によると、ピラティス市場は急速に成長しており、2024年には1,145億米ドルに達し、2030年までに年平均成長率8.54%で拡大すると予測されています。また、現在のピラティススタジオの店舗数は全国で約1,700軒に達しており、主要チェーンだけでも急激に増加しています。
この数字が示すように、私たちと同じような40代女性がピラティスを始めているんです。でも、始めるのは簡単でも、続けることは別の話ですよね。
今日は、運動音痴だった私がピラティスを続けられている理由と、同じような悩みを持つあなたに向けて、実際に効果的だったモチベーション維持術をお伝えします。
40代女性の運動事情〜私たちが抱える現実〜
働く40代女性の運動不足は深刻
まず、私たちと同じような40代女性の運動事情を見てみましょう。
スポーツ庁の調査によると、30〜40代女性の体力は過去25年間で最低水準を記録し、週1日以上運動する割合も3〜4割と低い状況です。また、年代別では40代が最も低く31.6%で、仕事や子育てなどに追われ、運動をする余裕がない実態がうかがえます。
これらの数字を見たとき、「やっぱり私だけじゃないんだ」と少し安心しました。でも同時に、「このままじゃダメだ」とも思ったんです。
運動を始めても続かない理由とは
スポーツ庁の調査では、約8割が運動不足を「感じる」といい、その割合は男性より女性の方が高く、30代~40代で運動不足を「感じる」とする割合が高い傾向です。
さらに、女性の場合、「子どもに手がかるから」をあげるのは、20代で25.8%、30代で44.4%と多く、仕事や家事、子育てに追われ、運動やスポーツに時間を割くゆとりがないことが浮かび上がってきます。
実際に、運動を続けることができなかった理由として、「飽きた(40.3%)」「自分だけでやっていた(32.3%)」「正しい運動の仕方がわからなかった(31.2%)」が多く挙げられています。
私も過去にヨガマットを買って自宅でやろうとしたことがありましたが、まさにこの通り。一人だと続かないし、やり方が合っているのかもわからない。気がついたら、ヨガマットは物置の奥に眠っていました(笑)。
40代女性の体に起きている変化
40代女性は、エストロゲンとプロゲステロンの分泌減少で身体の衰えを感じやすくなり、ホルモンバランスの崩れで身体の不調を引き起こします。
私も実感していますが、20代の頃と比べて:
– 疲れやすくなった
– お腹周りが気になり始めた
– 階段を上るのがつらい
– 姿勢が悪くなった
– 肩こりや腰痛が慢性化
これらの変化は、私たちの年代では当たり前のことですが、何もしなければ悪化する一方です。
ピラティスを始めたきっかけ〜運動音痴の私が踏み出した一歩〜
友人との再会がきっかけ
私がピラティスを始めたきっかけは、学生時代の友人との久しぶりの再会でした。同じ40代なのに、その友人は姿勢がピンと伸びていて、とても若々しく見えたんです。
「何か特別なことやってるの?」と聞くと、「ピラティスを始めたの」と教えてくれました。
最初の一歩への不安
でも、実際に始めるまでには時間がかかりました。
– 運動神経が悪いから、みんなについていけるか心配
– 身体が硬いから、できるポーズが少ないのでは
– 年齢的に今さら始めても効果があるのか疑問
– 週何回も通う時間とお金の余裕があるか不安
これらの不安は、同じような境遇の女性なら誰でも感じることだと思います。
体験レッスンで感じた安心感
勇気を出して体験レッスンに参加したとき、意外にも同年代の女性が多くて安心しました。インストラクターの方も、「初心者の方でも大丈夫ですよ」と優しく声をかけてくださいました。
実際にやってみると、確かにできないポーズもありましたが、「無理をしなくていいんですよ」「自分のペースで大丈夫です」と言ってもらえて、肩の力が抜けました。
ピラティス継続で実感した7つの驚くべき変化
1. 姿勢が改善された
最初に実感したのは姿勢の変化でした。始めて1か月くらいで、「姿勢が良くなったね」と家族に言われました。
ピラティスでは「コア」と呼ばれる体幹を鍛えるため、自然と背筋が伸びるようになります。デスクワークが多い私にとって、これは本当に嬉しい変化でした。
2. 慢性的な肩こりが軽減
長年悩んでいた肩こりが、徐々に軽くなりました。肩甲骨周りをしっかり動かすエクササイズが多いピラティスは、デスクワークで凝り固まった肩にとても効果的でした。
3. お腹周りがすっきり
調査でも、「お腹まわり」が気になる部位として男性65.1%、女性75.2%と最も高く、私も同じ悩みを持っていました。
ピラティスを始めて3か月頃から、お腹周りの変化を実感し始めました。体重は劇的に減らなくても、引き締まった感じがして、きつかったパンツに余裕が出てきました。
4. 睡眠の質が向上
これは予想していなかった嬉しい変化でした。適度な運動効果で、夜ぐっすり眠れるようになったんです。朝の目覚めもすっきりして、一日の始まりが楽になりました。
5. 集中力とストレス耐性の向上
ピラティスでは呼吸を意識しながら動くため、自然とマインドフルネスの効果も得られます。仕事でのストレスにも、以前より冷静に対処できるようになりました。
6. 体力の向上
最初は30分のレッスンでも疲れていましたが、今では1時間のレッスンでも余裕があります。日常生活でも、階段を上るときに息切れしなくなりました。
7. 自信と前向きな気持ち
運動を継続できている自分に自信が持てるようになりました。「私にもできることがある」という気持ちが、他の分野でも前向きな行動につながっています。
挫折しないモチベーション維持術〜8か月続けている私の秘訣〜
1. 小さな目標設定から始める
最初から「週3回通う」「半年で5キロ痩せる」などの大きな目標を立てると、挫折しやすくなります。
私が実践している小さな目標設定:
– 最初は「月4回通う」から始める
– 「今月は新しいポーズを1つ覚える」
– 「レッスン中に1回も休憩を取らない」
これらの小さな達成感が、継続の原動力になります。
2. 通いやすい環境を選ぶ
ジムに入会を決めた理由として、過半数以上の方が「職場・家が近い(52.3%)」と回答しています。
私も最初は「設備が充実している」「有名なインストラクターがいる」などで選ぼうとしましたが、結局は「家から徒歩10分」という理由で選んだスタジオが正解でした。
通いやすさは継続において最も重要な要素です。
3. 同じような境遇の仲間を見つける
一人で続けるのは難しいですが、同じような境遇の仲間がいると心強いです。
私は同じクラスによく参加する同年代の女性と自然に話すようになり、今では「今日も頑張りましょう」と声をかけ合う仲になりました。
4. 記録を付ける習慣
私は簡単な日記を付けています:
– 今日の体調(5段階評価)
– レッスンの感想(一言)
– 今日の発見や気づき
これを見返すと、自分の成長や体調の変化が客観的にわかり、モチベーションアップにつながります。
5. 完璧を求めない
「毎週決まった回数通わなければ」「完璧にポーズを取らなければ」と思うと、プレッシャーになります。
私は「今日は疲れているから、軽めのクラスに参加しよう」「今日はできないポーズがあっても気にしない」という柔軟な気持ちで取り組んでいます。
6. 効果を実感できる記録方法
数字だけでなく、感覚的な変化も記録します:
– 写真(月1回、姿勢チェック)
– 着られなかった服が着られるようになった
– 階段を上るのが楽になった
– 肩こりの回数が減った
これらの記録は、体重計の数字以上にモチベーションを保つのに効果的です。
7. 自分なりのご褒美システム
目標達成したときの小さなご褒美を設定しています:
– 1か月継続できたら、好きなハーブティーを買う
– 3か月継続できたら、新しいレッスンウェアを購入
– 半年継続できたら、少し贅沢なマッサージを受ける
大きなご褒美である必要はありません。自分が嬉しいと感じる小さなものでOKです。
40代女性がピラティスを続けるための具体的戦略
時間管理の工夫
40代の私たちは、本当に忙しいです。仕事、家事、子育て、親の介護など、やることは山ほどあります。
私が実践している時間管理術:
1. 朝の時間を活用
– 朝7時からのクラスに参加
– 家族が起きる前の時間を有効活用
– 朝の運動で一日が充実
2. 週末の時間を確保
– 土曜日の午前中は「私の時間」と決める
– 家族にも理解してもらう
– 買い物や用事は午後にまとめる
3. 隙間時間の活用
– 自宅で10分間のピラティス動画
– 会社の休憩時間に簡単なストレッチ
– 家事の合間に呼吸法を実践
家族の理解を得る方法
最初は家族に「また新しいことを始めて…」と言われましたが、今では応援してくれています。
理解を得るポイント:
– 健康のためであることを説明
– 家族の時間を犠牲にしないよう配慮
– 変化を実際に見せる(姿勢、体力、気持ち)
– 感謝の気持ちを伝える
経済的な工夫
ピラティスは継続が大切なので、経済的な負担も考える必要があります。
私が実践している節約術:
– 月4回のプランから始める
– 体験レッスンを複数のスタジオで受ける
– 友人紹介制度を活用
– 自宅練習用のオンライン動画も併用
体調管理との両立
40代になると、体調の波があります。無理をしないことが継続の秘訣です。
体調に合わせた参加方法:
– 生理中は軽めのクラスを選ぶ
– 疲れているときは見学だけでもOK
– 体調が悪いときは素直に休む
– 復帰時は無理をしない
効果的なピラティス習慣の作り方
初心者が始めやすいクラスの選び方
女性に人気の運動として「エアロビクス・ヨガ」が12.9%となっており、ピラティスもこれらと同じような感覚で始められます。
初心者におすすめのクラス:
– 「入門」「初級」クラス
– 少人数制(6-8名程度)
– 60分以下のクラス
– 同年代の参加者が多いクラス
自宅でできる簡単な継続方法
スタジオに通えない日も、自宅で簡単にできることがあります。
毎日5分でできるピラティス習慣:
1. 朝起きたとき:ベッドの上で背骨を伸ばすストレッチ
2. 仕事の合間:椅子に座ったまま腹式呼吸
3. 家事の合間:立ちながら骨盤底筋のエクササイズ
4. 寝る前:仰向けで膝を抱える股関節のストレッチ
進歩を実感するための記録方法
継続には「成長している実感」が大切です。
私が実践している記録方法:
– 週1回の体調チェック(1-5点評価)
– 月1回の写真撮影(姿勢チェック)
– 新しくできるようになったポーズの記録
– 日常生活での変化メモ
同世代女性の成功体験談
Aさん(43歳・会社員)のケース
「子育てと仕事の両立で体力の限界を感じていました。ピラティスを始めて半年、肩こりが改善され、疲れにくくなりました。何より、1時間自分だけの時間を持てることが気分転換になっています。」
Bさん(45歳・主婦)のケース
「更年期の症状で気分の落ち込みがありましたが、ピラティスを始めてから前向きになれました。同じような悩みを持つ仲間もできて、今では週の楽しみになっています。」
Cさん(41歳・自営業)のケース
「デスクワークで腰痛に悩んでいましたが、ピラティスで体幹を鍛えてから腰痛が軽減されました。姿勢も良くなり、仕事の効率も上がった気がします。」
継続のための心構え
完璧主義から脱却する
40代の私たちは、これまでの人生経験から「やるなら完璧に」という思考になりがちです。でも、ピラティスに完璧は必要ありません。
大切なのは:
– 自分のペースで進む
– 他人と比較しない
– 今日の自分を受け入れる
– 小さな変化を喜ぶ
長期的な視点を持つ
厚生労働省の調査によると、運動習慣のある人の割合は、男性が36.2%、女性が28.6%となっており、男女とも70歳以上が最も高く、男性46.5%、女性36.5%となっています。
つまり、70代になっても運動を続けている人がいるということです。私たちも長期的な視点で、健康的な老後を目指しましょう。
柔軟な発想で続ける
生活環境や体調は変化します。その時々に合わせて、柔軟に方法を変えることが継続の秘訣です。
柔軟な継続方法:
– 忙しい時期は回数を減らす
– 体調に合わせてクラスを選ぶ
– 時にはオンラインレッスンも活用
– 休息も継続の一部と考える
まとめ〜あなたも始められる、続けられる〜
ピラティスを始めて8か月が経った今、私が心から言えるのは「あのとき勇気を出して良かった」ということです。
運動音痴で、時間もお金も限られている40代の私でも続けられているのですから、あなたにもきっとできます。
今日から始められる小さな一歩:
1. 近所のピラティススタジオを調べる
2. 体験レッスンに申し込む
3. 一緒に始める友人を見つける
4. 自宅で簡単な呼吸法を試す
ピラティス市場は2030年までに年平均成長率8.54%で拡大すると予測されており、マシンピラティス専門スタジオが2023年比で35%増加し、地方都市にも進出しています。つまり、私たちのような40代女性にとって、ピラティスを始める環境はどんどん整っています。
私の体験が、同じような悩みを持つあなたの背中を少しでも押すことができれば嬉しいです。
40代の今だからこそ、自分の体と向き合い、健康で美しい50代、60代を目指しませんか?
一緒に頑張りましょう!
最後に、継続のための合言葉:
「完璧じゃなくていい、続けることが一番大切」
あなたのピラティスライフが、素晴らしいものになることを心から願っています。
—
*この記事が役に立ったら、ぜひ同じような悩みを持つお友達にもシェアしてくださいね。みんなで健康で美しい毎日を送りましょう!*