はじめに〜40代の私がピラティスに出会ったきっかけ

こんにちは!40代で二人の子どもを育てながら、「最近なんだかお腹がぽっこりしてきた…」と悩んでいた私が、ピラティスに出会ってから6ヶ月が経ちました。

正直にお話しすると、最初は「優雅でしなやかなエクササイズなら、運動音痴の私でもできそう」という軽い気持ちで始めました。でも、この6ヶ月間で体験した変化は、私の想像をはるかに超えるものでした。

同じように40代に入って体型の変化を感じている方、「ジムでの激しい運動は続かない」と思っている方に、私の実体験を通して、ピラティスの本当の魅力をお伝えしたいと思います。

40代女性がピラティスで体験する6ヶ月間の変化

1. 最初の1〜2ヶ月:体の軽さと姿勢の改善を実感

ピラティスを継続していくと1~2ヶ月(10回)、スッキリとした感覚や、コリが軽減されているような、カラダが軽くなる感覚が得られると言われていますが、まさにその通りでした。

私の場合、3週間目頃から朝起きた時の体の重さが明らかに違いました。これまで「また今日も重い体を引きずって家事をしなきゃ」と思っていたのが、「今日は何だか軽やか!」と感じるようになったんです。

この時期に感じた変化:

– 慢性的な肩こりが軽くなった

– 猫背が改善され、鏡で見た時の印象が変わった

– 階段の昇り降りが楽になった

– 家事をしていても疲れにくくなった

特に嬉しかったのは、娘から「お母さん、何か最近背筋がピンとしてる!」と言われたことです。自分では気づかなかった変化を家族が気づいてくれたことで、「あ、本当に効果が出てるんだ」と実感できました。

2. 3〜4ヶ月:見た目の変化と自信の向上

20回目からは見た目の変化、30回目以降には代謝が上がって脂肪を燃焼しやすい、疲れにくいといった変化を感じることができるという通り、3ヶ月を過ぎた頃から周りの人にも「痩せた?」と言われるようになりました。

体重計の数字はそれほど劇的に変わっていませんでしたが、明らかに体のラインが変わっていました。特に感じたのは:

見た目の変化:

– ウエストのくびれがはっきりしてきた

– お腹のぽっこりが目立たなくなった

– 太もものラインが引き締まった

– 二の腕がすっきりした

内面の変化:

– 鏡を見るのが楽しくなった

– 以前は避けていた体のラインが出る服を着るようになった

– 姿勢を意識するようになった

この時期に久しぶりに会った友人に「何か始めたの?すごくきれいになったね」と言われたことで、自信が一気に高まりました。

3. 5〜6ヶ月:根本的な体質改善を実感

ピラティスでインナーマッスルを鍛えると、筋肉量が増え、基礎代謝(何もしない安静時に消費されるエネルギーのこと)が高まるため、痩せやすい体になっていくというのを、この時期に身をもって体験しました。

最も驚いたのは、食事量は変えていないのに体重が自然と減っていたことです。しかも、以前のようにダイエットでストレスを感じることなく、健康的に体重が落ちていました。

この時期の変化:

– 基礎代謝が上がり、冷え性が改善された

– 疲れにくくなり、夕方まで元気でいられる

– 睡眠の質が向上し、朝の目覚めがスッキリ

– 生理前の体調不良が軽減された

40代女性がピラティスで長期継続するための3つのステップ

ステップ1:無理のない頻度から始める

ダイエット効果を実感したいなら、週3~4回を目安に実践するといいでしょう。慣れないうちは体の負担を考えて、週1~2回からスタートし、体が慣れてきたら、回数を増やしていくと効果的というアドバイスの通り、私も最初は週1回から始めました。

私の頻度の変化:

– 1〜2ヶ月目:週1回(慣れることを重視)

– 3〜4ヶ月目:週2回(体が慣れてきた頃)

– 5〜6ヶ月目:週2〜3回(楽しくなってきた頃)

40代は仕事や家事で忙しいので、「週3回必ずやらなきゃ」という義務感を持つのではなく、「今週は忙しいから1回でもいい」という気持ちで続けることが大切だと思います。

ステップ2:マシンピラティスから始める

マシンピラティスは正しいフォームでエクササイズでき、強度調整も可能なので早めの効果を期待したい人におすすめということで、私も最初はマシンピラティスから始めました。

マシンピラティスを選んだ理由:

– 正しいフォームで行える安心感

– 運動音痴でも無理なく続けられる

– インストラクターがしっかりサポートしてくれる

– 家事や育児で忙しい中、集中できる時間を作れる

特に40代の私たちにとって、間違ったフォームでケガをするリスクを避けられるのは大きなメリットでした。

ステップ3:食事制限ではなく、食事の質を意識する

ピラティスは「最大量のカロリーを消費することよりも、筋肉を引き締めて体の柔軟性を向上させること」に重点が置かれています。ダイエット効果をより高めるためには、ウォーキングやジョギングなどを組み合わせることが有効だといわれています。さらに食事管理も行うとより効果が得られやすくなります

私は厳しい食事制限はしませんでしたが、以下のことを意識しました:

– たんぱく質を意識して摂取(鶏肉、魚、豆類など)

– 野菜を多く摂るように心がける

– 間食をお菓子から果物やナッツに変える

– 水分摂取を増やす

40代女性がピラティスで感じる精神的な変化

ストレス軽減とマインドフルネス効果

ピラティスにはストレスを緩和する効果も期待できます。骨や筋肉に意識を向けて「今この瞬間」に集中するためです

40代って、仕事のストレス、家族のこと、将来への不安など、本当に色々な心配事がありますよね。でも、ピラティスをしている間は、そういった雑念から解放される貴重な時間でした。

精神面での変化:

– イライラすることが減った

– 集中力が向上した

– 前向きに物事を考えられるようになった

– 自分の時間を大切にできるようになった

自己肯定感の向上

体型や体重の変化だけでなく、心の面でも大きな変化がありました。ピラティスを続けることで、ストレスが軽減され、リラックスできる時間が増えました。また、毎回のセッション後には達成感があり、自分自身に対する自信も高まりました

これは本当にその通りでした。40代になって「もうおばさんだから」と諦めていた部分があったのですが、ピラティスを続けることで「まだまだ変われる」という自信を取り戻せました。

40代女性がピラティスを続ける上での現実的な課題と解決策

時間の確保について

課題:

– 平日は仕事と家事で忙しい

– 土日は家族との時間を優先したい

– 夜は疲れてやる気が出ない

解決策:

– 朝の時間を活用する(30分早起き)

– 週末の朝一番の時間を自分の時間にする

– オンラインレッスンも併用する

家族の理解を得る

最初は「また何か新しいことを始めて…」という感じで、家族からの理解を得るのが大変でした。でも、私の変化を見て、今では家族も応援してくれています。

家族の理解を得るコツ:

– 体調や見た目の変化を実際に見せる

– 家族にとってのメリット(機嫌が良くなる、体調が良くなるなど)を伝える

– 家族との時間を犠牲にしすぎない

金銭的な負担について

ピラティススタジオの月謝は決して安くないので、家計との兼ね合いが課題でした。でも、これは「自分への投資」だと考えるようにしました。

金銭的な負担を軽減する方法:

– 月4回コースなど、回数を調整する

– 体験レッスンやキャンペーンを活用する

– 自宅でもできる動きを覚えて、スタジオとの併用にする

6ヶ月継続して分かった、ピラティスの真の効果

体重の変化よりも体質の変化

6ヶ月間で体重は約4kg減りましたが、それよりも体質が変わったことの方が大きな変化でした。

数値的な変化:

– 体重:-4kg

– 体脂肪率:-3%

– ウエスト:-6cm

– 太もも:-4cm

体質の変化:

– 冷え性の改善

– 疲れにくくなった

– 肩こり、腰痛の軽減

– 生理前の不調が減った

見た目の変化以上に、内面の充実感

ピラティスは、エクササイズに集中することで「瞑想」と同じマインドフルネス効果を得ることができます。現状の「ありのまま」を捉え、受け入れることができるようになり、自然とポジティブなマインドが育つでしょう

これが私がピラティスを続けている一番の理由かもしれません。40代という年齢で、新しいことにチャレンジして結果を出せたことで、「まだまだ成長できる」という自信を得られました。

40代女性にピラティスをおすすめする理由

1. 40代特有の体の変化に対応できる

適度な運動を続けることで、女性ホルモンの減少速度を遅くする・ホルモンの分泌を活性化させることはできるといわれています

40代は女性ホルモンの変化により、体調や体型が変わりやすい時期です。ピラティスは、この変化に対して穏やかに対応できる運動だと感じました。

2. 激しい運動が苦手でも続けられる

ピラティスが選ばれる一つとして、まず言えるのがピラティスは息切れを起こすような激しい運動ではないという事です

40代になって体力的に不安がある方でも、ピラティスなら無理なく続けられます。私も運動音痴でしたが、6ヶ月間続けることができました。

3. 忙しい40代でも時間を有効活用できる

ピラティスは身体全体をバランスよく動かしていく全身運動。30分から1時間程度でも低負荷且つ全身運動が可能なため、忙しい時でも簡単にリフレッシュする事ができます

短時間でも効果的なので、忙しい40代の女性にとって理想的な運動だと思います。

これからピラティスを始める40代女性へのアドバイス

最初の一歩を踏み出すために

「運動音痴だから」「体が硬いから」「今更始めても」という不安があるかもしれませんが、私もまったく同じ気持ちでした。でも、始めてみると、そういった心配は杞憂だったことがわかります。

最初の一歩のコツ:

– 体験レッスンから始める

– 同年代の女性が多いスタジオを選ぶ

– 「完璧にやろう」と思わず、「続けることが大切」と考える

継続のための心構え

ピラティスは、継続によって高い効果生まれるエクササイズです。無理なく継続し、エクササイズが日常生活の一部となれば、より理想的な心身へと変わっていくでしょう

継続するためのポイント:

– 完璧を求めすぎない

– 小さな変化も見逃さない

– 家族や友人にサポートしてもらう

– 自分なりのペースを見つける

効果を実感するための期間設定

ピラティスは、10回の継続で身体の変化を実感できるといわれているエクササイズです。週1回ピラティスを行った場合、効果を感じ始めるのは約3か月後です

最初の3ヶ月は「慣れる期間」と考えて、無理をしないことが大切です。私も最初の2ヶ月は「本当に効果があるのかな?」と思っていましたが、3ヶ月目から明らかな変化を感じました。

6ヶ月間の変化を振り返って

数値では表せない価値

体重やサイズの変化も嬉しかったですが、それ以上に価値があったのは:

– 鏡を見るのが楽しくなった

– 新しい服を着るのが楽しくなった

– 年齢を理由に諦めることが減った

– 家族との関係が良くなった(イライラが減ったため)

– 友人から「きれいになった」と言われるようになった

40代だからこそ感じられる変化

20代や30代の頃は、外見の変化だけを求めがちでしたが、40代になってからのピラティスは違いました。体の変化とともに、心の安定や自信の回復など、内面的な成長も感じられました。

まとめ〜40代女性のピラティス6ヶ月継続体験から伝えたいこと

40代に入って「もう変われない」と思っていた私が、ピラティスを6ヶ月継続することで、体型だけでなく、体質、そして心まで変わることができました。

特に同じように体型の変化を感じている40代の女性には、ぜひピラティスを試してみてほしいです。激しい運動が苦手でも、運動音痴でも、忙しくても、継続することで必ず変化を感じられると思います。

最も大切なのは、「完璧にやろう」とは思わず、「続けることが大切」だと考えることです。私も最初の2ヶ月は「本当に効果があるのかな?」と思っていましたが、3ヶ月目から明らかな変化を感じ、6ヶ月経った今では、ピラティスが生活に欠かせないものになっています。

40代の私たちには、まだまだ変われる力があります。ピラティスを通じて、新しい自分に出会ってみませんか?

最後に、これからピラティスを始める方へ:

– 最初の一歩を踏み出す勇気を持つ

– 3ヶ月は続けることを目標にする

– 小さな変化も見逃さない

– 自分のペースで無理をしない

– 楽しみながら継続する

あなたも、きっと素敵な変化を体験できるはずです。一緒に、40代からの新しい自分を発見していきましょう!