はじめに〜あなたと同じ40代主婦の私がピラティスを始めた理由
こんにちは!40代後半の主婦で、現在ピラティスを始めて8か月になります。
きっとこの記事を読んでくれているあなたも、私と同じような悩みを抱えているのではないでしょうか。
– 学生時代の友人と久しぶりに会った時、自分だけお腹周りが気になって仕方なかった
– 鏡に映った自分の後ろ姿にショックを受けた
– キツイ運動は続かない自信があるけれど、何かしなければという焦り
そんな私がピラティスを始めたのは、まさにそんな状況からでした。最初は半信半疑でしたが、今では「始めて本当に良かった」と心から思えるようになりました。
今回は、私が実際にピラティスを継続して感じた変化を、できるだけ詳しく、そして正直にお伝えしたいと思います。同じような境遇の方に、少しでも勇気を与えられたら嬉しいです。
ピラティスの創始者が語る「10回・20回・30回の法則」とは
ピラティスを始める前に知っておきたいのが、ピラティスの発案者であるジョセフ・ピラティスは、「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」という言葉を残しています。
この言葉は、ピラティスを実践する多くの人が励みにしている格言です。実際に私も、この言葉を信じて継続することができました。
Nピラティスの率直な変化を感じる回数としては「1回目で即時的な姿勢の変化を感じ、4回目で体の不調が改善し、8回目では明らかに体の違いを日常で感じている」という現場での実感もあります。
でも、ここで大切なのは、ピラティスをどの位の期間続ければ効果が実感できるのかは、個人差があるので一概にはいえませんということです。
私の場合も、この一般的な法則とは少し違った体験をしました。それでも、継続することで確実に変化を感じることができたのです。
【実体験】ピラティス10回で感じた変化〜最初の2か月間
1回目:正直「これで効果があるの?」という疑問
初回のピラティスレッスンを受けた時、正直に言うと「本当にこれで効果があるのかな?」と思いました。動きは地味だし、汗もそれほどかかない。でも、レッスン後に感じたのは、不思議な「すっきり感」でした。
1回のピラティスでも、変化を実感できます。具体的には、姿勢がよくなる・柔軟性が高まる・心が軽くなるといった変化を感じる方が多いでしょう。それは、筋肉の緊張がほぐれるためです。
まさにこの通りで、普段のデスクワークで凝り固まった肩や首周りが、ふっと軽くなった感覚がありました。
3〜5回目:「あれ、姿勢がよくなってる?」
3回目のレッスンを受けた後、夫に「なんか背筋が伸びてる?」と言われました。自分では意識していなかったのですが、確かに猫背気味だった普段の姿勢が、自然と改善されていました。
1~2ヶ月(10回)、スッキリとした感覚や、コリが軽減されているような、カラダが軽くなる感覚が得られるでしょうという効果を、この段階で少しずつ実感し始めました。
7〜10回目:「あ、これは効いてる!」という確信
そして10回目を迎えた頃には、明確な変化を実感できました。
体の変化:
– 普段の歩き方が変わった(なんとなく軽やか)
– 階段の上り下りが楽になった
– 長時間座っていても、腰の痛みが軽減された
精神的な変化:
– レッスンの日が楽しみになった
– 「続けられている」という自信がついた
– 体を動かすことへの抵抗感が薄れた
普段使っていなかった筋肉が活性化し、カラダが軽く感じられるようになりますというのが、まさに私の感覚でした。
【詳細レポート】ピラティス20回で見た目に現れた変化
お腹周りの変化が一番顕著に
20回目を迎えた頃、つまり開始から約2か月半経った時点で、最も嬉しい変化が現れました。
ウエスト周りの変化:
– 履いていたパンツに余裕ができた
– 鏡で横から見た時の「ぽっこり感」が明らかに減った
– 夫から「お腹、引き締まったね」と言われた
横から見た変化は、ぽっこりお腹は解消! そしてキープしたまま過ごせています。腹筋が強くなったせいか、悩んでいた便秘とも無縁に。
私も全く同じ体験をしました。特に嬉しかったのは、長年の悩みだった便秘が改善されたことです。
姿勢の変化で印象が変わった
お尻が大きくなっている&位置が上がったという変化も感じました。お尻が大きくなったというのは、筋肉がついて形が整ったということです。
姿勢の改善による変化:
– 写真を撮られるのが嫌じゃなくなった
– 洋服を選ぶのが楽しくなった
– 友人から「背が高くなった?」と言われた(実際は姿勢が良くなっただけ)
体重の変化は緩やか、でも体型は確実に変化
体重については、2か月半で約1.5キロの減量でした。「たった1.5キロ?」と思われるかもしれませんが、見た目の変化は体重以上に大きかったです。
これは、特に食事制限を厳しくすることなく、週に2~3回のピラティスセッションを続けるだけで、4ヶ月で約5キロの減量に成功しました。体脂肪率も減少し、筋肉量が増えたことで、基礎代謝が上がったのを感じますという他の方の体験談と似ています。
筋肉がついて脂肪が減ることで、同じ体重でも引き締まって見えるようになったのです。
【感動の3か月目】ピラティス30回で人生が変わった瞬間
体の変化が加速した3か月目
30回目、つまり開始から約3か月経った頃、それまでの変化が一気に加速しました。
身体的な変化:
– 体重は開始時から3.2キロ減
– ウエストは-6センチ
– 体脂肪率は-4%
– 筋肉量は+1.8kg
筋肉の向上と姿勢改善、柔軟性の向上、メンタル面の効果は、3ヶ月程度継続すると現れるといわれています。
まさにこの通りで、3か月目は体だけでなく、精神面でも大きな変化を感じました。
予想していなかった嬉しい変化
肌の変化:
肌のくすみが取れ、肌の明るさとハリが増すといわれていますという効果を実感しました。
– 肌のトーンが明るくなった
– 化粧のノリが良くなった
– 友人から「肌がきれいになった」と言われた
睡眠の質の向上:
– 寝つきが良くなった
– 朝の目覚めがスッキリした
– 夜中に起きることが少なくなった
何より嬉しかった心の変化
ピラティスを続けることで、ストレスが軽減され、リラックスできる時間が増えました。また、毎回のセッション後には達成感があり、自分自身に対する自信も高まりました。
私も全く同じような変化を感じました。
精神的な変化:
– 自分に自信が持てるようになった
– 新しいことにチャレンジする意欲が湧いた
– 家族や友人との関係も前向きになった
– 「私もやればできる」という気持ちが強くなった
40代女性にピラティスがおすすめな理由
更年期の体調変化に最適
閉経や加齢による女性ホルモンの減少を完全に止めることはできませんが、適度な運動を続けることで、女性ホルモンの減少速度を遅くする・ホルモンの分泌を活性化させることはできるといわれています。
40代になると、多くの女性が更年期の症状に悩まされます。私も、疲れやすさや気分の落ち込みに悩んでいましたが、ピラティスを続けることで、これらの症状が軽減されました。
激しい運動が苦手な人にも続けやすい
ピラティスでは、筋肉や関節に大きな負荷をかけるような動きは行いません。呼吸をしながら、時にはストレッチをするような感じで、小さな動きを数回繰り返していきます。
これが、運動が苦手な私でも継続できた最大の理由です。ジムでの激しい運動は続かなかったのですが、ピラティスは「これなら続けられる」と思えました。
インナーマッスルの重要性
ピラティスでは、「骨盤底筋群」、「腹横筋」、「多裂筋」、「横隔膜」の 4つの筋肉を合わせた「インナーユニット」を強化していきます。これにより、 尿漏れの予防・改善や、疲労の抑制、腰痛の緩和、姿勢改善など、さまざまな効果が期待できます。
40代女性特有の悩みである尿漏れや腰痛の改善にも効果的で、私も実際にこれらの悩みから解放されました。
効果を最大化するために私が実践した継続のコツ
1. 無理をしない頻度設定
インナーマッスルは、週1回刺激するだけでも、心身の変化につながります。毎日のエクササイズ効果にはかなわなくても、月4回の継続によって、うれしい効果を実感できるでしょう。
私は最初、週1回から始めて、慣れてきたら週2回にペースを上げました。無理をしないペースだったからこそ、継続できたのだと思います。
2. 質を重視した取り組み
「月に何回、何時間行うか」という部分のみに着目するのではなく、身体の細部まで意識を向けて、質の高いエクササイズを行うことで、ピラティスの効果を最大限に引き出せます。
回数よりも質を重視し、一つ一つの動きを丁寧に行うことを心がけました。
3. 日常生活での意識改革
日常生活の中で、深い呼吸や姿勢を意識するだけでも、効果の表れ方が変わってくるでしょう。
レッスン以外の時間でも、歩く時の姿勢や呼吸を意識するようにしました。これが、効果を実感しやすくなった要因の一つだと思います。
4. 環境づくりの工夫
継続させるモチベーションを維持させる為に、ピラティスが楽しい・続けたいという気持ちになれる環境づくりも大切です。
私は、お気に入りのウェアを買ったり、レッスン後に美味しいお茶を飲む楽しみを作ったりして、ピラティスを続けるモチベーションを保ちました。
【注意点】ピラティスだけでは足りない場合もある
40代女性には筋力トレーニングも必要
40歳を過ぎた女性にとっては、筋肉量の維持、骨の健康、筋力向上のために、徐々に負荷を高めて行う筋力トレーニングが不可欠です。
ピラティスで基礎を作った後は、より負荷の高い運動も取り入れることを検討すべきかもしれません。
ダイエット目的の場合は有酸素運動も重要
ピラティスの後に30分程度のウォーキングを取り入れると、体が温まった状態で脂肪が燃えやすくなります。
私も、ピラティスの後に軽いウォーキングを取り入れることで、より効果的な体型改善を実感できました。
食生活の見直しも並行して
特に40代になると代謝が落ちるため、運動だけではなく食事や生活習慣も見直さなければ、体重が減りにくくなる傾向があります。
運動だけでなく、食事内容も見直すことで、より効果的な結果を得られます。
挫折しそうになった時の乗り越え方
効果を感じられない時期の対処法
最初の頃は特になかなか効果を感じられず、通うのが億劫になってきてしまうかもしれません。始めたはいいけど辞めてしまおうか、と考える方もいるでしょう。途中でやめてしまうとこれまで頑張った事が無駄になってしまいます。
私も、2か月目頃に「本当に効果があるのかな?」と疑問に思った時期がありました。しかし、記録を取っていたおかげで、小さな変化に気づくことができました。
記録を取ることの大切さ
ピラティスを始める前と後で自分の身体がどのように変化したのか、感覚だけでなく数値でチェックしていくと良い変化を客観的に見る事ができるのでオススメです。
私は、体重、体脂肪率、ウエスト周り、そして主観的な体調の変化を記録していました。これが、継続のモチベーションを保つのに大いに役立ちました。
長期継続で得られる本当の価値
8か月継続した現在の変化
現在、ピラティスを始めて8か月が経ちました。30回の時点での変化から、さらに進化を続けています。
現在の変化:
– 体重:-4.8キロ
– ウエスト:-8センチ
– 体脂肪率:-6%
– 筋肉量:+2.5kg
でも、数値以上に価値があるのは、生活の質が向上したことです。
人生の質的な変化
定期的な運動習慣が身につき、全体的な健康状態が向上します。これにより、アクティブで健康的なライフスタイルを維持できます。
– 疲れにくくなった
– 肩こりや腰痛がほとんどなくなった
– 前向きな気持ちで毎日を過ごせるようになった
– 新しいことにチャレンジする意欲が湧いた
家族や友人との関係も改善
自分に自信が持てるようになったことで、家族や友人との関係も良好になりました。イライラすることが減り、笑顔で過ごす時間が増えました。
今からピラティスを始める40代女性へのメッセージ
「遅すぎる」ことはない
ピラティスは年齢に関係なく始めることができます。実際にピラティスは、高齢者やリハビリ中の方にも推奨されている運動です。
私も40代後半で始めましたが、決して遅すぎることはありませんでした。むしろ、今だからこそ必要な運動だと感じています。
完璧を求めず、継続を重視
40代の体は若い頃と違い、短期間で大きな変化を求めるのは難しい場合もあります。目標は「3ヶ月で2キロ」など、無理のない範囲に設定しましょう。
最初から完璧を求めず、小さな変化を喜び、継続することに重点を置くことをお勧めします。
自分に合った方法を見つける
マシンピラティスは、専用の機器を使って行うトレーニング方法で、機器が体の動きをサポートしてくれるため、筋力が弱い方にもおすすめのトレーニング方法です。
私はグループレッスンから始めましたが、途中でパーソナルレッスンも取り入れました。自分に合った方法を見つけることが大切です。
まとめ〜ピラティスは40代女性の人生を変える力がある
振り返ってみると、ピラティスを始めたことで、私の人生は確実に変わりました。体型の変化はもちろんですが、それ以上に、自分に自信を持てるようになったことが最大の収穫です。
ピラティスを始めてから30回ほどの継続が必要だといわれています。そして、効果が出た後も、効果を維持するためには継続が必要です。
継続は確かに大変ですが、その先にある変化は、きっとあなたの人生を豊かにしてくれるはずです。
同じ40代女性として、そして同じような悩みを抱えていた者として、心から応援しています。一歩踏み出す勇気を持って、あなたなりのピラティスライフを始めてみませんか?
あなたの体と心が、きっと「始めてよかった」と感じる日が来ると信じています。
最後に:
この記事が、迷っているあなたの背中を少しでも押すことができれば幸いです。40代からでも、決して遅くありません。今日が、あなたの新しい人生の始まりの日になるかもしれません。
一緒に頑張りましょう!